共生型多機能事業所の空調・給排水・水洗便所・厨房の設備工事(那須烏山市 2019.06)
お世話になります。
突然ですが、現在建設業では、資材不足が大きな問題となっているのを御存じでしょうか?
それは、鉄骨工事のハイテンションボルトの不足です。
ボルト不足の大きな原因は、オリンピックなどによる首都圏の建設ラッシュだそうです。
最初はコンクリートの巨大建築予定が多くなってしまい、工事に遅れが発生しそうだという事になりました。
これは問題だから、中小規模の建物は鉄骨造に切り替えようとなったそうです。
しかし、これも工事が重なってしまい、ついに大問題が各所で発生してしまいました。
それは、工事工期の遅れです。
肝心な鉄骨建物が、通常納期より3か月~6か月遅くなっているんです。
個人の住宅であれば、事情を説明して待って頂けそうですが、商業施設の場合そうもいきません。
工事前から商業施設の営業日や、特老施設などでは入居者の受け入日などが決まっており、工事が間に合わなければ、営業補償問題に発展します。
今回の現場も、この問題をもろに受ける形で、予定工事工期が2か月間なくなってしまいました。
共生型多機能事業所の新築工事でしたが、どの業種も、昼も夜も、土曜も日曜もゴールデンウイークも関係なく働く事になりました・・・。
しかし、そのかいがあり、結果的には素晴らしい建物に仕上げる事が出来たんです。
これは、建築・電気・設備を筆頭に、一致団結出来た結果だと思いました。
一刻も早く、納期問題が解決して欲しいものですね。
ありがとうございました。