福祉施設の漏水修繕工事(那須烏山市 2024.01)
お世話になります。
今回はグループホーム施設より、ご相談がありました。
流し台の下が腐ってきているので、漏水調査をして欲しいとの事でした。
早速お伺いし、調査開始です。
ブロックキッチンと言われる、組合せ型の流し台が設置してあり、水栓は裏側の壁から天板出しとなっています。
そうすると、漏水原因は壁内給水管の可能性が高いと思われます。
壁内を調査する為、流し台を外してみると・・・
裏側が黒いシミ状になり、腐っていました。
次にライニング壁を壊し、保温材をはずして配管を確認してみます。
すると、漏水している様子がありません。
???。
どうしてだろう?と皆で話しあっていると、バックガードとライニング壁の、止水コーキング切れが怪しいという事に。
確かに、流し台の上の方から、水が垂れている形状のシミが出来ています。
既存の止水コーキングを再確認すると、確かに切れてしまっている箇所がありました。
お客様にヒアリングすると、流し台の洗浄も頻繁にしているとの事でした。
今回の原因は、その水などが切れ間から侵入し、漏水の様な現象を発生させてしまったと思われます。
後日、流し台も交換し、止水コーキングもおこない作業完了です。
今回は珍しい現象の現場でした。
ありがとうございました。