給湯器・浴室水栓・トイレの凍結防止対策(宇都宮市 2018.02)

給湯器・浴室水栓・トイレの凍結防止対策(宇都宮市 2018.02)

今回は「凍結防止策」の紹介になります。

今年の大寒波の影響で、1・2月で数100件の修理依頼が弊社にもありました。
緊急性を踏まえまして、順次対応させて頂きましたが、要望にお応え出来なかった相談もあり、申し訳ありませんでした。

今後、より社内の体制を強化して行きたいと思います。

皆様、すでに御存じかもしれませんが、今回多かった凍結漏水事例3つを紹介致します。

①「給湯器の凍結」
追炊きの付いている給湯器であれば、石油・ガス・エコキュートすべて共通になりますすが、下の図の様に、入浴後はそのままで、翌朝排水する習慣にしてみて下さい。また、基本電源は落とさず、長期不在の場合はタンク内の水を排水する様に願います。給湯器の凍結漏水修理が、一番費用がかかる恐れがありますので注意して下さい。

②「浴室水栓の凍結」
こちらも、意外にあるケースになります。

原因は、浴室窓の開けっ放しになります。
浴室使用後に換気の為、窓を開放する方もいらっしゃると思います。
そのまま閉めるのを忘れてしまった場合に、浴槽やシャワーの水栓が凍結破損、凍っているので早朝は気づかず、外出。

帰宅すると浴室の方から水の音がしてる・・・なんて事になります。
くれぐれも、窓の開けっ放しには御注意下さいませ。

③「トイレの凍結」
寒い日の朝、ようを足して一息、トイレの水が出ない・・・。出たけど、でれない・・・。
なんて事に。

こういう時は、とりあえず他の蛇口からバケツに水を汲んで来て流しましょう。
その後、トイレ内で暖房機を運転させて下さい。

トイレ内を温めて氷を溶かします。
足元用の小さなヒーターなどでかまいません。

緊急の場合は、アングル部分をドライヤーなどで温めることも有効です。
アングルとは、写真ですと壁から出ている蛇口のハンドル部分になります。
床や壁にあり、水の通り道になります。

日本の住宅のトイレは北側にある事が多く、壁にアングルが設置してあると寒さの影響をうける場合があるんです。
予防としては、アングル部分にタオルを巻くなどして保温してみるですが、それでもダメな場合は、壁内の配管をやり直す場合があります。

とりあえず、トイレだけ水が出ない場合は、バケツで流す!!
これだけ覚えておいて下さい。

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