集合住宅の給排水管の改修工事(宇都宮市 2024.06)
お世話になります。
集合住宅給水配管の、改修工事をご紹介致します。
こちらの施設では、地上式と高架式の二つの受水槽を利用していました。
地上から高架式受水槽に水を送り、落差を利用して各所に給水しています。
昔の給水方式で、現在ではあまり採用していないと思われます。
理由としては、受水槽が2基になってしまい、設置費用・維持管理費用がかかる事。
給水ポンプの性能が上がった事などがあります。
今回は、高架式の受水槽と揚水ポンプが老朽化したため、交換を検討したいとの思いからスタートでした。
現地を調査してみますと、高架水槽の交換で、安全施設費用が多くかかってしまう事が判明。
また、最上階の水圧が昔から弱く、改善要望が出ていました。
そこで、同じくらいの費用をかけるのであれば、インバーター式給水ポンプの設置と、給水管の改修を提案させて頂きました。
これで、水圧の問題や、初期費用、維持管理費についても改善が望めます。
施主様に工事内容とメリットを御理解いただき、工事着工となりました。
工事は問題なく完了したのですが・・・。
「水の出がよくなりすぎた」と連絡があり、各所の水圧調整が大変でした(笑)
ありがとうございました。