集合住宅の給水方式変更工事(宇都宮市 2017.12)

集合住宅の給水方式変更工事(宇都宮市 2017.12)

今回は、集合住宅(7階建て165戸)の給水方式変更の現場になります。

高置水槽落差方式から、地上型インバーター給水方式に変更いたしました。
高置水槽落差方式は、昔ながらの給水方式で、屋上と地下に水槽を設置し、地下水槽からポンプで屋上の水槽へ運び、重力落差で各部屋へ給水する方式です。

こちらの欠点として、

①水槽を2台設置・管理しなければならない。
②落差(高低差)で水圧が決まるので、上の階は弱く、下の階は強くなる。

などがあります。

特に、屋上の水槽管理がされてない事が多く、破損していたりいつのまにか不衛生になっている現場がありますので注意が必要です。

今回の工事で、最新の給水ポンプに交換し、先程の問題を解決しました。

もちろん工事の際には、事前に地元水道局と工事内容について打合せをし、書類の作成・申請業務をしなければなりません。
意外に、工事は出来るけど、役所対応は出来ない会社さんが多いんですよ。

メインシャフトの配管切り回しが必要なので、今回はステンレス管の溶接を選びました。
断水出来る時間があまりないので、事前に寸法をとり、工場で作成し、現場に取付。

2・3行で書いてしまいましたが、結構大変でした。(笑)

なんとか予定通り完了し、その後のトラブルもなかったので安心しました。
ありがとうございました。

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