新設工場内の調整池施設工事(鹿沼市 2019.10)
お世話になります。
今回は、新設工場内の調整池施設に協力させて頂きました。
調整池とは、敷地内に降った雨を一時的に貯留する施設になります。
これを作らずに道路や建物ばかり作ってしまうと、雨水が地下に浸透しなくなり、
冠水や洪水が発生しやすくなってしまいます。
もともとあった池を利用している所もありますし、普段は駐車場や公園として利用している所もあります。
周りより低くなっていて、いかにも水が集まりそうで、フェンスに囲われている所はだいたいこの施設になりますね。
じつは、災害を防ぐ為の重要な施設なんです。
住宅でも雨樋の水を敷地内に浸透する様に、桝が設置してある地域があります。
知らない方も多いと思いますが、これも同じ意味の設備なんですよ。
今回はコンクリートで調整池を製作し、そちらに巨大な排水ポンプを設置しました。
その後、放流先までΦ150の管を650m埋設して完了です。
ありがとうございました。