エアコン水漏れ修理工事(宇都宮市Ｈ様邸 2020.08)

お世話になります。
長梅雨があけたら連日の猛暑、毎日大変ですね。
そして、暑い夏が来ると増えるのが、エアコン関係の依頼です。
その中でも今回は、恥ずかしながらの失敗談を紹介させて頂きたいと思います。

最初に対応したのは５年前で、1F居間についている壁掛けエアコンの交換でした。
和風リビングで、壁に天袋があり、そこを配管が貫通する形で設置してありました。
同じ場所に新しい壁掛けエアコンを設置するので、作業も順調に進み、試運転も問題無く、無事引き渡し出来たと思っていました。

しかし、先日、天井から水が垂れてくると連絡を受けました。
すぐに訪問し、天袋の天井が変色しているのを確認、調査をしてみます。
ドレン管がつまってるのかと考え、管と本体を調べますが、問題無い様です。
ドレンも屋外へ流れて来ています。
原因がわからないので、エアコン本体と配管を外して調べてみます。
配管の接続部分も保温も、問題無い様です。

３０分くらい皆で悩んでいた時に、誰かが「あれ？これじゃない？」といいました。
ついに発見です。
ちょうど、天井が変色しているあたりにあるドレン配管に、１ｍｍ程度の穴があいていました。
なんでこんな穴があくんだ？と考えながら天井内と外壁を調べている時です、
サイディング壁の貫通部分に手を当ててみると、鉄板部分がノコギリ状になっています。
素手で触ってもとがっているのがわかります。どうやら原因はこれの様です。
配管を通す時に、この部分にあたり穴があいてしまい、ドレンの一部がそこから垂れて、徐々に天井が腐食してしまった様です。

今度は、配管の保護管を設置してからエアコンを取り付けます。
後日大工さんにも来てもらい、天井も修繕してもらい完了となりました。

今回はお客様にご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。