配管内のサビによる出湯不良の修繕工事(那須烏山市 2020.09)

配管内のサビによる出湯不良の修繕工事(那須烏山市 2020.09)

お世話になります。
今回は、県内宿泊施設での修繕を紹介させて頂きます。

「客室のお湯の出が悪いので調査してもらえないか」という依頼から始まりました。
早速日程を調整し、訪問してみました。
まずは状況を確認する為、出湯不良の確認とヒアリングを行います。
初めて行く施設はこのヒアリングがとても重要になるんです。
おおまかな施設の概要を把握し、どこを調査すればいいかの目星を付けます。
最初にこれがきちん出来ていれば、その後の作業もスムーズに進みます。

さて、問題の客室ですが、なるほどお湯の出が悪いみたいです。
これでは、お客様よりクレームが来てしまいますね。
でもどうやら、今の所現象が出ているのはこの部屋だけの様です。
という事は、中央のボイラーに問題は無く、各所の系統が怪しいです。

3点式ユニットバスの後ろは、パイプシャフトになっているので、こちらを調査。
給湯管の保温材を外してみると・・・、怪しい部分を発見です。
HTLPと言われる、給湯専用管に、グレーの違う材料の接手が使われています。
この部材、管内にサビが発生してしまうので、現在ではほとんど使われていません。

この部分を外してみると・・・。
やっぱりサビがびっちり詰まっていました。
なるほどお湯が出ないわけです。

まずは管内のサビ抜きをして、出来るだけ綺麗な状態に戻します。
本来は、鉄管で復旧するところですが、今回はフレキ管で応急対応です。

保温材を復旧して、今回の作業は完了となりました。
ありがとうございました。

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