家庭用給水ポンプの点検対応(宇都宮市 2024.07)
お世話になります。
今回は、家庭用給水ポンプの点検対応をご報告致します。
休み明けの朝一番に、お客様より2階の水が出ないとご相談がありました。
近隣の診療所様で、新築当初の10年前に、弊社も施工協力させて頂いた現場です。
訪問前に当時の資料を確認すると、水道と受水槽を併用している現場でした。
現地を訪問し、早速調査を開始します。
事務員の方に各所を案内して頂くと、確かに2階だけ水が出ません。
2階は給水ポンプ系統ですが、同じ系統の1階は水が出ています。
それでは、2F系統のバルブが閉まっているのかを確認すると、こちらは開いていました。
受水槽に水はあり、ポンプも運転している・・・。
同じ給水系統で、1Fは水がでる、2Fは水が出ない。バルブは閉まっていない・・・。
2Fだけ配管が詰まった?もう一つバルブがあり、誰かが閉めた?
次に、給水ポンプのカバーを開けてみると、運転ランプが点滅していました。
点滅のしかたから状況を確認すると、低水量(圧)モードになっている様です。
これで、1Fは水が出て、2Fは水が出ない説明がつきます。
リセット作業をしてみると、ガシャンという音と共に、ポンプが勢い良く運転し始めました。
2Fの蛇口を確認すると、正常に水が出てきます。
何らかの原因で、給水ポンプの運転モードが変わっていたのが原因でした。
お客様に原因を説明すると、迅速な対応にとても喜んで頂けました。
ありがとうございました。